慰安婦問題をめぐる日韓合意の検証について、

【ソウル=桜井紀雄】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は、慰安婦問題をめぐる日韓合意の検証について、外部の専門家を交え、外相が直接管轄する特別部会(タスクフォース)で進めると表明した。韓国紙の中央日報が19日に報じたインタビューで語った。在韓日本大使館前の慰安婦像に関しては「日本が移転を求めるほど、像はさらに作られる」と述べた。

http://www.necopic.com/content/users/104 http://e-saksak.com/userinfo.php?uid=6060  康氏は、朴槿恵(パク・クネ)前政権が2015年12月に日本と交わした日韓合意について「発表当時、本当におかしな合意だと思った」とし、「あえて『最終的・不可逆的に解決』とうたう必要があったのかと感じた」と振り返った。慰安婦問題が過去に何度も蒸し返されてきたため、日本側がこだわった文言だったが、特別部会では、「最終的・不可逆的」という表現が入った経緯を確認すると強調した。

http://msdf.jpn.org/userinfo.php?uid=1916 http://www.passerelle.or.jp/userinfo.php?uid=1767  検証理由については「人権問題は被害者中心の解決が基本だが、その部分に忠実ではなかったと感じた」と指摘。日本に再交渉を求める可能性に関しては、言葉を選びつつも、検証の結果次第では、「一つの選択肢になり得る」と述べ、再交渉も念頭に置いていることを明らかにした。